日本統治下における台湾キリスト教伝道
カイザルのものはカイザルに、神のものは神に
美しい島フオルモサ(台湾)のもうひとつの歴史
手記 - 恵さんへ大変貴重な資料です 父より - から
Another History of Ilha Formosa.
父の願いは再び伝道者として伝道の一線に復帰することであった。牧師資格を奪われて就職した時も、また軍隊に於いて生活する時にも「再び牧師として講壇に立つことが許された時に、後ろ指をさされることのないように、生活を乱さないように心がけた。」と語っていた。
昭和21年6月26日。「文部省より教師職回復について一任」を受けていた日本基督教団より「辞令」が送付され、日本基督教団の牧師としての資格を回復した(写真 30)。こうして父の弾圧の歴史は終わった。
昭和22年10月30日 山梨県富士吉田市の現富士吉田教会に着任。教会の玄関の戸は戦時中の弾圧によって貼られた「封印」がそのまま残されていた。11月2日。封印を切って 戦後第一回の礼拝がなされた。